七夕の国｜何に使える！？不思議な力を持つ青年

七夕の国【スマホ漫画】
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何らかの超能力を持ちたいと願ったことってありませんか？

念動力や瞬間移動などの力を自分が持っていたら、どういった使い方をしようかと考えただけでもワクワクしますよね。

しかし、今回ご紹介するコミック「七夕の国」に登場する主人公の南丸洋二の持つ超能力は、そういった一般的に超能力と思われている能力とはちょっと違っていました。

その超能力とは、あらゆる物質にちいさな穴を開けることができるというもの。

物語がスタートした頃は、その使い方もあまりよく理解していなかった程です。

そんなある日、彼が通う大学の教授が失踪したことがきっかけとなり、そのよくわからない超能力の謎について知ることになります。

それは、彼の出身に係わるものでした。

超能力と言っても、紙やプラスチックに小さな穴を開けることができるくらいなら、他人からしてもそれほど「凄い！」と感じられるものではないかもしれません。

しかし、南丸の本来の力はただ単に物質に穴を開けるだけというシンプルなものではなかったのです。

本作は、寄生獣の作者・岩明均が描くサイキックミステリーコミック。

まだ読んだことが無い方でも、「あの寄生獣の作者が描いたのであれば期待できるかも？」と嫌でも思ってしまうはず。

じわじわと物語の本質に近づいていくストーリーラインは、流石と言う他ありませんが、能力の使い方を知っても地に足のついた考え方ができる南丸の性格にも非常に好感が持てます。

全4巻とさほど長いストーリーではありませんが、その分中身がぎっしりと詰まっている、そんな印象を受けるコミックです。

ぜひ一度手にしてみてはいかがでしょう。

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タグ：七夕の国