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ひらひらひゅ~ん|これぞ西炯子が描く王道BLコミック [ウィングス]

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しばらくBLから遠ざかっていた西炯子が描く、「ちょっぴり切なくちょっぴりアツい、弓道部青春群像」

本作「ひらひらひゅ~ん」は、『Wings』2006年7月号から2010年10月号まで連載されていた、 BL系を主に描いていた頃からの西炯子ファンにとってお気に入りの作品上位に必ず入ると言われる人気作品です。

ストーリーが始まった頃は、女の子が好きだと思っていた主人公の笹原健一は弓道部の副部長。

風疹でしばらく部活を休んでいた間に入部してきた男女の双子の後輩の存在から、何やらストレートとは言い切れないのでは?という状況に陥っていきます。

男女の双子の新入部員は、二卵性で性別が違うにもかかわらず、外見だけでなく顔もそっくりで、健一はいつも二人の見分けが上手くできず混乱していました。

しかも、第一印象で双子の妹を可愛いと思ってしまった事もあり、兄を見ても胸がときめくどころか下半身にまで異常をきたしてしまう始末。

本人は混乱しているだけだと考えていましたが、読者にとってこれ程おいしい状況はなかったのではないでしょうか。

男女のラブストーリーを前提として読んでいるはずなのに、少しずつ感じられるBL風味に期待をする読者も多かったはず。

その期待に応えるかのように、最終巻である4巻では、それまで健一を含む主だったキャラクター達の登場や弓道のシーンは殆ど無く、健一とフランス人ハーフの男子生徒の心の葛藤が描かれています。

正直少し別のコミックになってしまったような感じもしますが、健一の性格や考え方が非常に良く描かれているので、それまでのストーリーは最後の巻のための布石になっていたのかとも考えられます。

西炯子のBLコミックを読んだことのない、西炯子ファンにはおススメのコミックです。

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