電波教師｜オタクが教師！？新感覚ストーリー

電波教師【スマホ漫画】
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自称「やりたいことしかできない（YD）病」を患う、天才青年の鑑純一郎がイヤイヤ教師となり、学校生活や生徒との関わりを通して、教師としての道を歩むストーリー。

若干17歳の時「どこでもドア」を発明したいという自分の純真な欲求のために、論文を発表したことで時の人となっていましたが、もともとは自分がやりたいことをやっただけ。

結果的に世間から注目を浴びましたが、大学卒業後の進路は自宅警備員。人の役に立ちたいからとか、世間の注目を集めたかったというような感覚とはかけ離れたモチベーションが原点にあるので、教師職にも最初は力が全く入りません。

やる気がない脱力系先生が教鞭に立つ。なかなかないシチュエーションです。

どんな先生にもそれなりの信念など青写真を描いているのが一般的な意識だと感じられますが、鏡純一郎は全くそういうものがありません。

最初はこんな調子で先生がやれるのかという印象なんですが、それは案外あっさりと覆ります。

作中ではオタク文化に基づいたネタも多いのですが、それが素直に面白いのです。

普段は引きこもりでも、オタクネタで小気味好く問題を解決に導きます。

それによって彼本来の性格が変わるわけでもないのですが、教師であることに向き合うようになるまでの行程や、生徒達との関係が変わっていくところは読者に感動を与えることも。

これまでの記憶にあるような、一般常識にとらわれない教師像とはまた違った新感覚先生像を「電波教師」でぜひ読んでみて下さい。

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