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HELLSING|かつては人だった人ならざる者の戦い [ヤングキングアワーズ]

HELLSING【スマホ漫画】
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吸血鬼といえば、美女の生き血を求め夜の街をさまよい歩くというイメージがありますが、今回ご紹介する平野耕太が描いた吸血鬼バトルコミック「HELLSING」はちょっと違います。

本作は、吸血鬼が同族である吸血鬼を討伐するバトルストーリーなのですが、主人公・アーカードの強さは規格外。

吸血鬼を倒すため、武器として白い拳銃「454カスール カスタムオートマチック」と、黒い拳銃「ジャッカル」の二丁拳銃を使いますが、この拳銃無しでもとんでもない強さを誇っています。

このアーカードはヘルシング家当主インテグラに従者として使役されているため、ヘルシング機関での化け物退治が彼の仕事です。

ターゲットが吸血鬼であっても、無慈悲なまでにその命を絶ちます。

その姿は、人に害をなす吸血鬼を憎む正義感が働いているようには全く見えません。

ただ吸血鬼としてのプライドを持ち合わせていない者は存在する必要がないという、彼の哲学がそうさせているようにも見えます。

そして特筆すべきは、その圧倒的な力。

アーカード抜きの戦いで殆ど負けが決まっていた戦局だったにもかかわらず、アーカードの登場によりその戦局は一気に逆転することがあります。

吸血鬼の弱点を兼ね備えているとはいえ、ここまで完全無欠どころか、絶対的な強さを持つ吸血鬼が過去に登場したことはなかったと言っても良いでしょう。

アーカードの振る舞いは傍若無人で狂気に支配されているように見えますが、その裏には彼の過去の存在も大きく影響しているようです。

既刊数は全10巻。ぜひ最終巻まで一気にご覧下さい。

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タグ:HELLSING

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